乳児(1歳未満の赤ちゃん)が感染すると重症化する恐れがある「RSウイルス」。
次女(ゆるりん)が生後19日で陽性反応が出て、即、入院をしました。
元々は、長女(くるりん)が日曜の深夜に咳き込んで、40.3度という高熱を出し、(次女も産んだ、歩いて行けるほど近くの)救急病院に朝5時に駆けつけたけど、喉は赤くなく、そのまま風邪のお薬をもらって帰宅しところから、このお話はスタートします。
次女(ゆるりん)の産後2週間検診に訪れた際、長女(くるりん)も小児科で診てもらったところ、「百日ぜきは乳児にかかると危険なので、咳が出てきたらすぐに来てください」と言われ、不安がマックスに。
母乳で育てた長女(くるりん)は、母乳を飲んでいる間は、いっさいの病気をせず、まったく病院に通ったことがなかったので、
次女(ゆるりん)も母乳だったので、長女の風邪はうつらないと、完璧に信じ込んでいました。
「百日ぜきは、母乳の赤ちゃんでもうつります」と看護師さんに言われてしまいました。
それ以来、「生後2週間の赤ちゃんが、百日ぜきをうつされて、肺炎や中耳炎になってしまうと、、、」など、恐ろしいことしか考えられずに。
それが、土曜になって次女(ゆるりん)が咳をし始めたんです。だけど、熱は平熱。
土曜に救急に行っても、長女(くるりん)のときもそうだったけど、どうせ簡単にしか診てくれないし、「行ってひどくなるよりも、月曜まで待とう」と思い、月曜になって普通に小児科を訪れました。
女医さんは診るなり、「RSウイルスが流行っていますから、検査しますね」と言うのです。
初めて「RSウイルス」という存在を知りました。
検査結果を待つ間に、待合のロビーに座ったら、それまでまったく気づかなかった受付カウンター下のポスターが目に入り、
「赤ちゃんがかかると重症に」と書いてあります!
慌ててネットで検索すると、
「2週間の赤ちゃんがお兄ちゃんにうつされ、即、入院をしました」との記事を発見!
「うちと、状況が似てる!」
お家で休んでいる長女(くるりん)に付き添っているヨギーニママに状況を説明するなど、バタバタしていると、検査結果が出たようで、呼ばれて診察室へ
入ろうとしたら、「こちらへどうぞ」と別室へ。
嫌な予感がしたら、やっぱり「RSウイルス陽性です」「こちらの部屋へ隔離します」「本日から入院していただきます」と、立て続けに言われ、一瞬「えっ?」ってなったけど、「ネットで見てましたから、覚悟をしていました」と冷静に答えました。
すると「ネットは見ないでください。本当と嘘の情報が大量に書かれていますから」。
でも、ネットで「即、入院」と書いてあったから、冷静に準備ができたんだし、
この記事を読んでいなくて「即、入院です」って言われたら、動転してたと思う。
もう一つ冷静でいられたのは、「百日ぜきではなくてよかった」「脳に障害は出ないんだな」と、正しいかは別にして、そう思ったこと。
RSウイルスは、「2歳以上ではただの風邪の診断」だけど、「1歳以下の赤ちゃんは、痰が喉に詰まっても吐き出せずに窒息する」恐れがあるということ。
本当はこれだけじゃないんだろうけど、その時は、「大きな病院だから、24時間体制で見ていてくれるから、窒息する恐れは防げる」と思い、「百日ぜきではなく、RSウイルスってわかったから、よかった」と、ただそれだけで、ホッとしたくらい。
これが「RSウイルス」が陰性で、「百日ぜき」でもなかったら、「一体、何なんだ」となるところ。
生まれて19日で点滴をしてる次女(ゆるりん)。
アンパンマンの絵を看護師さんたちが、包帯に書いてくれたけど、やっぱりかわいそう。
この場にヨギーニママがいたら、絶対に泣いてたと思う。
さすがに針を刺すところは見させてもらえませんでした。
かわいそうだったから見れないけど、医療ミスがあった時のために写真を撮ろうとした親だと、思われたみたい。
こんなに小さな血圧計も、初めて目にしました。
途中、酸素が足りないということで、酸素の管をお鼻につけたりした時期もありましたが、
結局、後から入院してきたお子さんの方が先に退院するなど、当初の1週間の入院予定がちょっと長引いたけど、19日目という乳児だったので、しっかりと完治したのち、11日目に退院することができました。
今ではぷくぷく、元気一杯です(^^)
でも、知らないって怖いですよね。
「RSウイルス」以外にも、まだまだ知られていないけど、最近流行っている病気があるかもしれません。
注意しなくちゃ!