『永遠のゼロ』(文庫本300万部)、第10回本屋大賞『海賊とよばれた男』(上下巻420万部)など、ベストセラーを生み出す百田尚樹氏。
一橋大学 春の学園祭での講演会を、一部の学生による要請で中止となり、話題となっていたところに本書の発行。ネット上では賛辞の嵐。
朝日新聞のことにも言及しているのに、朝日新聞に本書の広告が掲載されたとして話題にもなっている。
一方、書店には置かれていないとの噂がネット上で書き込まれており、実際、大手書店にはなぜか置かれていない。アマゾンでは1位を継続中なのに。
内容は、史実に合致しているとはいえ、「韓国は反論するだろうなぁ」と思いながら数時間で読み終わった。
人にもよるだろうが、あまりいい気分ではなかった。
重版が決まり、現在13万部だとのこと。
史実を淡々と書いたとしても、ここまで話題にはならないだろうが。